ハリー・ポッター!

20世紀末のイギリスを舞台に、魔法使いの少年ハリー・ポッターの学校生活や、ハリーの父母を殺害した当人でもあり、
世界の支配を企む強大な闇の魔法使いヴォルデモートとハリーとの戦いを描いた物語。

ハリー・ポッター・シリーズ第6巻の発売を待つ行列(アメリカ・デラウェア州の書店)
第1巻『ハリー・ポッターと賢者の石』がロンドンのブルームズベリー出版社から1997年に刊行されると、
全く無名の新人による初作であるにもかかわらず、瞬く間に世界的ベストセラーになった。
子どものみならず多数の大人にも愛読され、児童文学の枠を越えた人気作品として世界的な社会現象となった。

ダンブルドア

もしも人生最初の10年間を、自分をひどく嫌う一家の階段の下で寝泊まりするとしたら?
そこを途方もない、「魔術的な」運命のいたずらで、いきなり魔法使いや、
カゴに入ったシロフクロウや、不死鳥の羽根の入った杖や、イチゴ味、カレー味、
草味、イワシ味…などなどのゼリービーンズに取り囲まれたとしたら?
いや、そればかりか、なんと自分まで魔法使いだとわかったとしたら!

J.K.ローリングの魅力的で笑いにあふれるデビュー作、
『Harry Potter and the Sorcerer's Stone』
(邦題『ハリー・ポッターと賢者の石』)の主人公、幼いハリー・ポッターの身に起こったことなのだ。
魔法とは無縁の人間(「マグル」)の世界では、ハリーは何者でもなく、
おじやおばから邪魔者扱いされているばかり。
おじとおばはハリーの両親が邪悪な魔法使い、ヴォルデモートに殺されたあと、
いやいやハリーを引き取ったのだ。ところが魔法使いの世界では、
小柄でやせっぽちのハリーは、ヴォルデモートに殺されそうになりながらも生き残った
子どもとしてきわめて名の通った存在。死を免れたハリーには稲妻形の額の傷と、
驚くほど研ぎ澄まされた感覚だけが残ったのだった。それに、あふれるほどの不思議な力が、
自分はおばやおじや、わがままでブタそっくりのいとこのダドリーとはまったく…
何から何まで違うんだと気づかせてくれるのだった。

気さくな巨人、ハグリッドが届けてくれた不思議な手紙がもとで、マグルに虐げられていた、
惨めなハリーの生活は一変する。「貴殿にホグワーツ魔法魔術学校の入学許可が
下りたことをお知らせできるのは誠にうれしいかぎりです」。
当然、バーノンおじさんはめちゃめちゃ不機嫌になってわめき出す。
「気の狂ったまぬけじじいがこいつに魔法なんぞを教えるのに、
わしは金なんか出すつもりはないぞ!!」
ところが、あっという間にハリーはフクロウのヘドウィグとともに
ホグワーツ校に到着している。
この学校で、本当の冒険が始まるのだ。

第1巻『ハリー・ポッターと賢者の石
Harry Potter and the Philosopher's Stone
Harry Potter and the Sorcerer's Stone (US版)

英国での"the Philosopher's Stone"が、米国では出版社の強い要求で"the Sorcerer's Stone"に変更されて出版された。
イギリスの英語では"philosopher"という単語で「魔法使い」(錬金術師)というニュアンスが読者に伝わるのに対して、
アメリカの米語では"philosopher"で読者が哲学者を連想し「魔法使い」につながることがほとんどない、
という英語と米語の違いが米国側の主張する理由であった。

第2巻『ハリー・ポッターと秘密の部屋』
Harry Potter and the Chamber of Secrets

第3巻『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』
Harry Potter and the Prisoner of Azkaban

第4巻『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』
Harry Potter and the Goblet of Fire

第5巻『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団
Harry Potter and the Order of the Phoenix

第6巻『ハリー・ポッターと謎のプリンス
Harry Potter and the Half-Blood Prince

第7巻『ハリー・ポッターと死の秘宝
Harry Potter and the Deathly Hallows

 

 

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